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何がメインだか分からないけど、一応、原秀則? [漫画]

冒頭から、もろもろの原因から、気分が沈んでおります。
いくつか理由がありますが、まず、昨日はコミティアがありましたが、とある事情から参加できず…。とある事情というのは…、機会がありましたら、報告いたしたく思います。

その、とある事情に関連するところでも、自分の記憶力の悪さを最近とみに感じておりまして、その辺りでも、気分が沈んでおります。…試験、とっととやめた方がいいんかなぁ、と思うくらい。

気分が沈んだということに関連して、もう少し前の話も持ち出してしまいますと、先日、といっても、本当に随分前になってしまいますが、特番でゴメスチェンバリンが司会の、CHIMPAN NEWS CHANNEL(チンパン ニュース チャンネル、略称CNC)をやるというので、見よう見ようと思っていたのですが、思い切り失念してしまい、全く見られず…。悔しい思いをしました。ゴメスさんの、傍若無人な司会っぷりが大好きなんですけど…。ADポールの暴れっぷりとかも。


気分が沈んだという話を延々しても、気分が晴れるわけではありませんから、話題を変えましょう。
…ということで、先日(これまた、随分と前ですね…)まで某動画ページで無料視聴可能だった「APPLESEED」を観ました。…どこも、「ということで」じゃない? まあ、その辺りは、気になさらず。動画(?)というくくりで、同類と思っていただければ幸いです。

見た感想としては、…なんでしょう、次世代へ「種」を引き継いでいく、というメッセージ性が強いからでしょうか、原作と比較して、演出がドラマティックに過ぎるような気がします。

原作の抑え気味な感じの方が、「らしい」というか、好みなものですから。動画バージョンは…、正直、なんとはなしに「ん~、それはどうなん?」という印象でした(特に、アクションシーンなどが、見栄え重視で嘘くさいというか…)。
いや、それこそ漫画にはなかなか再現できない「動き」それ自体魅せるもので、そこそこ面白かったんですけれどもね。
あ、アクションを一方でほめたり、他方でけなしたりしているので、分かりにくいかもしれませんので、補足を。アクションで見せる画面それ自体の動きは、へぇ、と思わせるもの、魅せるものがあると思うんですね。でも、そこで描かれている動きの内容というのか、話を含めてトータルして考えてみるに、無理があるというか、嘘くさいというか、無意味な動きをしているというのか、とにかく、何か納得がいかないんです。


上記の随分前の話よりは、ちょっと最近に近い話(でも、旧聞に属する話であることには変わりなし。ブログのくせに、この現在性のなさっぷりが、なんとも私らしい気がします…)。
月刊ジャンプが休刊というのか廃刊(?)となり、再構成しなおして、先日、「ジャンプSQ.」が創刊されましたが、その販促の一環でしょうか、「SQ」に掲載される作品を「週刊少年ジャンプ」誌上で、ちょいと紹介を兼ねて、特別編を掲載しておりました。八木教広「クレイモア」などもやってましたね。
で、ここで、私が「ん~?」と思った作品がありまして。浅田弘幸「テガミバチ」です。

この方、電車の中吊りなどを見るに、結構「SQ」の中でメインとなる方、のようなんですが、私個人は…、いまひとつ…、でした。
作品を拝見するに、ハートウォーミングな話が多いような印象でした。そして、ストーリーよりも、ビジュアルメインというのか、絵柄の綺麗さがウリのような感じがしました。
この絵がどうにも、いまひとつなんですね。
あ、いや、ファンの方に喧嘩を売るつもりもなく、「じゃあ、テメエならもっと綺麗に描けんのか?」と言われましても、私には描けませんよ。
自分に描けるか否かでしか、話せないとしたら、漫画の感想なんざ書けませんし。寅さんじゃありませんが、「それをいっちゃあ、おしめえよ」ってな話です。

単に、好みの問題でしかないのかもしれませんが、「いまひとつ」には、それなりに理由があります。

絵がいまひとつ、と申しましたが、厳密には絵それ自体が問題というのではありませんで、「漫画として描かれる」絵の問題になります。なんでしょう、とにかく主に「絵」が理由で、この作品、読みにくいんです。

例えば、バランスの問題があります。特に申し上げたいのは、コマの中に収める絵が、一杯一杯な印象(ギューギュー詰めに入っている印象)を受けることが多いんです。コマの大きさの割に、絵が大きいんですよね。もう少し、余裕をもって入れていただきたいです。
他に、似たようなことになりますが、絵が大きい分、コマに収まらないためか、コマのぶち抜きがやたらと多用されているということもあります。いや、多用しても、それ自体はいいんですよ? …いいんですけど、別段効果的ではないというのか、何のためにぶち抜いているのか、不明なものが多いんですね(絵を重視して、コマの枠で切ることなく全部収めたい、からなんでしょうか?)。私は、美麗なイラストを楽しんでいる訳ではなく、漫画を楽しみたいものですから、漫画として効果的な絵を拝見したい、ということです。
…私自身がひねた性格をしているからか、こういう状態を見ると、どうも単なる作者の自己満足のように思えてしまいます。

そんなことから、私自身は「もうちょっと、漫画として読みやすくなるように、絵やコマを意識して、整理した方がいいような気がするなぁ…」と、「いまひとつ」という結論に至る訳です。

…何か、偉そうだなぁ、私。
リアルタイムに近い状態でブログ書けないヘタレなくせに、ナマイキですね。


偉そうに語るマクラはこのくらいにいたしまして、最近読んだ単行本の話なんぞをしていこうかと。
そういえば、私はしばしば「マクラ」ということで、本題と関係ない話と、2本立てでエントリを書くことが多いですが、本題の区別は、どの辺りにあるのか?と自問するに、…単に、私の主観で、メインで書きたいことが本題、のような気がします。おおむね、本題の方が文章が長いと言うのもあるでしょうけれども、実際には特に大した意味はない、です。
あとは、エントリのタイトルにした方が本題、というくらいでしょうか。

「どっちも面白くないけど、マクラの方がまだマシ」ということもあるでしょうが、お付き合い戴ければ幸いです。

それで、今回取り上げる作品は、先般出された、原秀則の野球に関連する短編集「さよならゲーム」(小学館)です。

まず、原秀則の野球ものの短編集についてですが、私個人は、結構、彼の描く野球漫画は好きです。
「やったろうじゃん!!」は、かなり好きでした。…途中、かなり暗い展開になりましたけれども。
短編集の中でも、その「やったろうじゃん!!」の番外編「やったろうじゃん!!特別編 18.44~オレとアイツの心地よい距離~」が載ってましたが、あれ、掲載誌で既読でした。
「やったろうじゃん!!」を最後に読んだのは随分と前になってしまっているため、記憶が定かではないですが、確か、この読み切り、単行本には掲載されていなかったため(…終盤の巻に載ってた、でしょうか?)、少なからず残念だった記憶がありますが、こうしてまた拝見できて、素直に嬉しいです。

そういえば、小学館の作品の、こういう特別編というのか読み切りって、そういう方針なのか、かなりの数が、単行本未収録だったりすることがあるんですよね。しばしば、もったいないなぁ、と感じています、私。
私が記憶しているところでは、高田靖彦「ボールパークへようこそ」の主人公が、プロ野球を引退する辺りを描いた(ちなみに「ボールパークへようこそ」は、当該主人公の引退後を描いたもので、スポーツ店に勤務していたんだけれども、再度裏方としてプロ野球界へ復帰して…、というものがたりになります)前後編の読み切りがあったんですが、これ、単行本未収録なんですよね…。あの作品、すごく気に入っていたんですが…。

…あ。話を「やったろうじゃん!!特別編」に戻しまして、作品の内容ですが、「…甘酸っぱいよ!」という感じで、くすぐったい感覚も覚えますが、結構好きな作品です。
読んだ当時は、女の子の一所懸命さの方に共感したような覚えがありますが(もっとも、一方で、女の子の空気の読めなさっぷりは、ちょっとなぁ…とも思って読みましたが)、今読むと、その女の子のリアクションに対して、しらける子たちの感情もかなり理解できるような気がしまして、ちょっと「私も年食って、くたびれてんだなぁ…」と思ったり、思わなかったり…。

別の作品についても。これは、感想というより、気になったこと。
ちょっと、というのか、完全に記憶のかなたへ行ってしまったんですが、表題作の「さよならゲーム」の中のメインキャラクターとして出てくる「中井戸省吾」って、別の作品でも名前出てきたような気が…。どこで見たんだろう、私。仲井戸“チャボ”麗市と苗字の音が同じだからか、妙に苗字が記憶に残っているんですよね。
もっとも、あまり熱心に調べようとまでは思わなかったので(ネット検索で「中井戸省吾」というくらいはやってみたんですが…)、不明のままなのですが、「この作品に出てたよ」と、どなたかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか? いらっしゃいましたら、御教授戴ければ、と思います。

他の感想としましては、「クラッチ」について。
原秀則は、恋愛であったり、ヒューマンドラマ的な方面に重点を置くことが多いので、こういう、明らかにプロアスリートにモデルというのか、モチーフがいるキャラクターを描いた、かなり純粋にスポーツよりの作品を描いているのは非常に意外でした。

ものがたりの作り方として、なかなか面白いと思ったのは、イチローがモデルのジュンイチローを主人公の対比として、すごくフラットというのか、天才の「基準点」として描いている点でしょうか。あまりジュンイチローに、表面的には感情を込めないで描いているんですよね。それで、相手方となる主人公2人の人となりが明確に浮き出る効果を生んでいるように思います。

それでも、一方で、その基準点となるジュンイチローは、平板で特徴がないかというと、そういう訳でもなく、「完璧に近いながらも、けっして完璧ではなく、より一層の高みをのぞむ一介のアスリート」といったことが読み取れるように思います。微量ながら、感情の機微が読み取れると申しましょうか。
…まあ、イチローをモデルにすると、どうしてもそのようになってしまうといえば、それまでなんですが、主人公の対比としての「基準点」として描かれている一方で、それなりにキャラクターが立っているのは、作者の力量ではなかろうかと思いますが、いかがでしょう。

また、題材として描いているんですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、作者の原秀則って、かなり、野球好きなんだろうなぁ、とも思いますね。
それで、私が個人的に好みだったのは、「二人の天才」の方です。

結構、「らしく」描いていますね。特に、河内(明らかに、江夏豊ですね、彼)は、フォームもしっかり「江夏」していて、この辺りに造詣の深さが伺えるように思います。というより、江夏、好きだったんだろうなぁ、と。また、江夏とイチローの、世代を超えた対決を、作品の中で描きたかったんだろうなぁ、などと想像(妄想?)してしまいますね。

「二人の天才」の中で、印象に残った好みのシーンをひとつ挙げさせていただきますと、河内の「最後ってのは… 6球目か? それとも7球目か?」という科白は、天才だけが吐ける科白というのか、中年太りしたオッサンなのに、恰好良くて思わずニヤリとしてしまいます。

話は変わりますが、原秀則の作品の印象というのか、私の中の原秀則の(特に恋愛もの)の法則。

始まりが明るめどうにも暗く終わる

いや、確かにね、ものがたりであるからといって、必ずしも恋愛が成就しなくてはいかん、という訳ではないのですよ?
でもですね、「もう少し、夢があっても宜しいのではなくて?」(何か文体が変になってますが)と思うような終わり方が結構見受けられて(「冬物語」とか「部屋においでよ」とか…)、以降彼の作品の恋愛ものは、あまり読まなくなってしまいましたよ…。
あ、でも今連載中の「ほしのふるまち」は読んでますね。ただ、単行本を買ってまで読んでいないので、あまり熱心に読んでいない辺り、自分でも、「ラストまで読んで気が滅入るのを警戒しているのかなぁ…」、などと思います。


話は変わりまして。マクラの、動画ネタと少し関連するところと言って良いものか分かりませんが、映像ものというくくりでは同じということで、ここ数年ずっと気になっていることなども。

先日まで、女子バレーボールのW杯がやっていましたが、ここ数年、やたらと対韓国戦の際に、「永遠のライバル」というフレーズを耳にします。これって「本当にそう?」と耳にする度に思うのですが、いかがでしょうか。

このフレーズって、日本が五輪出場を逃したときの最後の相手が韓国だったことから、以降やたらと言われるようになった気がします。
ですが、それ以降、基本的な対戦成績って、日本の方にかなり分がいいのではないかと(詳しく調べたわけではないですけれども、どうも2004年以前に、やたらと負けが込んだ時期があったようですが、その一時期を除けば、そんなに競っている対戦成績ではないような…)。

メディアが煽るというのか、ライバルを低く設定して、勝った際には「ライバルに勝利!」な感じにして、なにがしかの弾みをつけようとしているように、変にうがって見てしまいます、私。
ですが、これってぇのは、なんというのか、向上心がないような気が…。勝って当たり前、とまではいいませんが、分が良い相手を「ライバル」ってぇのは…、相手国にも何となく失礼な気が。
どうせなら、近隣の地区でかつ、同格以上の国(まあ、はっきり申し上げますと中国)をライバル視して、精進する方が個人的には宜しいのではないかと思うんですけれども、…ねぇ?

…あれ? このネタ以前書いたことありましたでしょうか。何か、ほとんど同じフレーズを書いたことがあるような記憶が…。まあ、いいか。


映像というのか、動画系の話がマクラだったので、それに関連して、さらにおまけのネタ。
※蛙男商会の「秘密結社 鷹の爪」ご存じないと、よく分からないネタになってしまっています。ご了承下さい。…いつも、本題の漫画のネタもヒトを選ぶネタじゃねぇか、ですか? 確かに、おっしゃるとおりですね。ともあれ、興味をお持ちの方はどうぞ。

吉田「総統! 大変です!」
総統「何じゃね?吉田くん。菩薩峠くんの顔色でも良くなったのかね?」
吉田「菩薩峠の顔色は紫のままです。そうじゃなくて、博士が、博士が!」
総統「博士がどうかしたのかね?」

吉田「2人に増えてます!」
総統「なんじゃとぉ~!」

デ~ン(←低音のピアノ音だと思って下さい)

総統「これはあれかのう? 片方が本物で、片方が偽者という…」
吉田「ヒーローもので、ネタに詰まったときに、よく出てきそうな話ですね?」
博士(ダブルで)「そうじゃねぇよ。両方とも本物だってんだ。オラッ、オラッ」 

吉田「あぁっ! 総統、こっちも見て下さい!」
総統「今度は何かね、吉田くん」
吉田「博士がもう一人います!」
総統「なんじゃと! 今度は等身まで違うじゃないか! 分離までする博士は、博士は一体何者なんじゃあ! そもそも、一体何が起こっておるんじゃあ!」

…まあ、実際のところは、単にDVDを購入した特典として付いていた博士が溜まった、というだけなんですけどね。…そういってしまっちゃあ、面白くないじゃないですか。

ということで、今回もとりとめなく、雑多なネタをかき集めてみましたという話。


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粋狂

>チャッピィーさん
 雑多なものを書いたため、どこがnice!と感じられたのか、不明なのですが、nice!を戴きまして、ありがとうございます。
by 粋狂 (2007-11-21 20:39) 

LAUNCHIG

八木教広の「クレイモア」はいいですねぇ~
あれがエンジェル伝説を描いてた人と同じってんですからw

相も変わらず、キャラクターの描き分け(判別?)には苦労している(する?)ような漫画ですけどw
エンジェル伝説同様、話は面白いのでスキです。


浅田弘幸の「テガミバチ」
たしかにアレは??でしたね
私的には、もう、ちょっと、物語に工夫をwって感じです。
先が読め(わかっ)ちゃうしw

絵が・・・
っていうのは作者が伝えたい情報を、全て画面に納めちゃおうと思っているからなのではないのでしょうか?
いしかわじゅん風に云えば、「その割には画力が付いていってない」
といったところでしょうかw
ジャンプなんで、もしかしたら、どっかで化けるかもです。
その『どっか』はイツ・ドコカは判りませんがw

小畑健だってサイボーグGちゃんを連載してた頃はどうなることかと
思っていたら、ヒカルの碁やDETHNOTEみたいな原作付きで目が出たんだしね
少し、長い目で見なけりゃいけない物かも知れません。
by LAUNCHIG (2007-12-09 05:44) 

粋狂

>LAUNCHIGさん
浅田弘幸の「テガミバチ」。
絵について特化して書かせて戴いたので、エントリでは割愛しましたが、ものがたりが読めるというのは、確かにおっしゃるとおりですね。
ちょっとなぁ、分かりやすすぎるだろう、というのはありますね。

全てを収めてしまおうとしているという点も、多分そうなんだろうなぁ、と感じます。
ですが、それは、作者の自己満足に近いもので、明らかに要らないだろうコマは省いたり、強調すべきところを強調し、他は抑えてメリハリをつけたりしてほしいなぁ、と。

浅田弘幸さん、確か、結構長く描かれている方なんで、いい加減化けていただかないと…、と他人事ながら思ってしまいます。

「クレイモア」のキャラクターの区別…。
私は、「銀眼の魔女」になると、皆、顔が似通ってくるものなんだなぁ、ということで、そこはスルーして拝見しておりました。「他の、一般の人とも似てんじゃん!」ということには、目をつぶりつつ…。
by 粋狂 (2007-12-09 14:16) 

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