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何年ぶりかのレイトショー [鑑賞]

昨日も大概でしたが、今日も暑いですね。
室温が35度を超えているのは、正直きついです。意地でもエアコンは使いませんが。

さて、前回のエントリで、『ショート・ピース』云々という話をしました。
昨日は夕方すぎても一向に気温が下がらないこともあり、一時的な避暑を兼ねて、上記映画を観に映画館に行きました。レイトショーだと料金が安いので、レイトショーの時間に合わせてみました。

レイトショーに行ったのは、前回は何年前だったかと思い返すに『BLOOD-THE LAST VAMPIRE-』に行って以来でした。久しぶり(2000年に公開なので、13年くらい?)、というか、実のところ今までで2回目だったりします。


で、映画ですが、まず本編の前に。
観に行った映画がアニメーションなので、仕方ないところもあるのですが、予告でアニプレックス関連のものが次々に流れていました。
正直、「別にその情報はいらないんですが…」と、妙に恥ずかしいものがありました。

で、本編についても。
基本、楽しめたのですが、それだけにもっと楽しめたらよかったのに、という思いもあり、以下のようなところが、少し気になりました。
ネタバレありますので、久々に「続きを読む」も使います。

「九十九」
背景と人物のミスマッチが浮いている感じが顕著で、この点をもう少し解消して欲しかったように思います。ちょっと海外受けへの意識が強いのか、綺麗ではあるんですが、「いかにも」な絵面は、ちょっとなぁ、というのは正直ありました。

「火要鎮」
冒頭の、絵巻がず~っと横にスクロールしていくのが、さりげないのですが、何気に非常に大変だったのでは?と思います。それができるだけでも、技術的にすごいと感じますね。
「気付く奴ぁ、これがすごいとわかればいい」という突き放した感じになってますが、そんな匠なところは、本質じゃないという自負なんでしょうか、個人的には好きです。

ただ、ラストについては、余韻をもう少し楽しませていただきたかったように思います。各作品の中でも、一番「え? この後は? 結局火消しの男性の方はどうなったの? あの位置でも彼は助かるポジションだったの?」といった疑問があり、また、火事の落とし前はどうつけられるのか、その辺りとか、気になりました。
…余韻というところについては、後述しますが、『ショート・ピース』各作品全般に感じられたところでもあります。

「GAMBO」
…面白くない、ということではないんですが、特にこれと言って書くことがなかったりします。

熊が女の子には危害を加えず、他の者については敵対していたのはなんなんだろうとは思いますが。女の子と通じ合うところがあった、というのは分かりますが、あまり説得力があるようには思えませんでしたし、何故、他の人間では駄目だったのかもよく分かりません。
人の側で、対峙した際に、頭から熊=殺す対象としていたため、その防衛措置として、熊は人に敵対していた、のかもしれませんが、その辺りは、まったく描かれていないので、想像するしかなく、少しわかるような描写(私が気付かなかっただけで、あったかもしれませんけれども)が欲しかったかもしれません。

「武器よさらば」
話のメインは、自律型の戦車と人との対戦車戦なのですが、歩兵(人)VS戦車というシチュエーションから、「バンド・オブ・ブラザーズ」における、戦車をはじめとする装甲車両に対する歩兵の対応とか、「スターリングラード」(アメリカ映画の方でなくて、気が滅入るような、ドイツ映画の方です)の、人がまず死ぬだろうことが分かっていながらも戦車に突っ込んでいく、絶望的なシーンが思い出されました。
対歩兵(人)の戦車というのは、すさまじい恐怖の対象というのが、よく分かります。

また、レーザー兵器の「蒸発」という表現には、正直ビビリました。


全体的なところについても。
前述の余韻ということとも関連しますが、全編通して感じたのは、詰め込みすぎているというのか、そこかしこに「もう少し丁寧に描いてほしいなぁ」というところが散見されました。
いや、ビジュアルが雑、ということではないんですよ? ビジュアルは綺麗だったと思います。
…モロに海外を意識した描写が「九十九」などではまま見られたのは、少々げんなりするところがありましたけども。

どういうことかと申しますと、具体的な箇所を挙げられればいいのですが、全般にどことなく余韻を楽しむ時間的な余裕がないとか、場面場面の描いていることに対して、見ている側がなにがしかの感想を自分の中に落とし込む時間的余裕がなく、話が展開してしまっているように感じました。
この辺りをもって、丁寧に描いてほしいなぁ、ということです。

この辺りにつきましては、事前に人様の作品についての感想を少し拝見したのですが、「よく分からん」というものがありました。が、私は内容的にそれほど難しいとは思いませんでしたが、「え?」と感じたのは、上記のようなことなのではないか、と思います。 観る側の想像に任せるにしても、情報が足りないところも、結構散見されましたし、それを考える「間」というのか、余裕もありませんでしたし。

あと、丁寧ということにかかわるところでは、力の入れどころの違いなので、揚げ足取りともいえるのですが、背景部分について、もう少しセルを使って、奥行きを出していただけた方が個人的には良かったように思います。
他のところに力を入れている反動なのか、私には背景が平板に感じられました。この辺りも、人物など動きのある箇所との比較で、違和感になるように思います。

あとは…、そうですね。
これは作品云々ではなく、グッズに関してなのですが、パンフレットが劇場にないというのは勘弁してほしかったです。どの程度の集客が見込めるか、予想が難しいのは分かりますが、当日入手できないのは、ねえ?
…まあ、美術館の展示でも、「ラファエロ」展でやられましたけど、気分のいいものではないですね。

あ、最後に。
頭の方にも書いていて、繰り返しになりますが、作品は本当に面白かったんですよ?(何か文句ばかり多く書いてしまいましたが。映画を観ながらニヤニヤしっ放しでした)

ということで、今回は、映画を観終わって帰りには少しは涼しくなっていたかというと、まったくそんなことはなく、室温30度を超える中、眠る羽目になっておりました、という話。


タグ:SHORT PEACE
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