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あ? 敗因分析? [野球]

今回は、星野ジャパンについて少々書いてみましょう。結果が出てから書きますと、嘘くさく感じられるでしょうが、あまり勝ちそうもねえなぁ、と漠然と思っていたところ、その通りの結果になりました。

星野監督がいうことには「強いものが勝つのではなく、勝ったものが強いという五輪の難しさをしみじみと感じた」
そして、「敗因」については、1次リーグ第1戦のキューバ戦(13日)で「打者がストライクゾーンに不信感、怖さを感じたことがポイントだった」とのことだそうで。
それで「期待に応えられず、申し訳ない。体調や技術を含めて万全に出来なかった。監督の責任」と責任の所在は、監督にあるんだそうです。

上記の星野さんの言葉を拝見するに、言葉にはしなかったけど、意を汲み取るに、日本は、強かったけど勝てなかったって、そういうことでしょうか? …そう? 別に、実力通りの結果で、弱かったとまでは思いませんけど、今回のチームは、強かったという印象もなかったです。

また、「体調や技術を含めて万全にできなかった、監督の責任」と、敗因のひとつをあげたようですけども、そもそも代表監督は、これらのことを万全にできたんでしょうか? いまひとつ具体性や明確性に欠けた回答という印象しかなくて、単に「選手を責めないでくれ」という、親分肌であることをアピールする「ポーズ」に取れますけども…。
分析の甘さが目立つような気がします。分析する気がない、というか…。

それで、敗因分析に物申したいことがありますので、それについて。
まず、ストライクゾーンに関しては、他国も条件一緒でしょ? これは、言い訳にもなっていません。
体調に関しては、そもそも故障していて体調が万全じゃない奴、選出して連れて行ったこと自体が問題では? 本当に、あれが日本のベストメンバーなんでしょうか? 私が日本の野球が弱かったと認めていないのは、ベストメンバーをきちんと選考して、あと他の条件をしっかりしていたら、あんな成績じゃない、と思うからです。…ただ、実力が段違いに抜きん出ている訳ではありませんから、同じ結果になったかもしれませんけど。

また、結果として、打てなかったことを責めようという、結果論を申し上げたい訳ではないんです。
申し上げたいのではないんですが、故障していて、ベストパフォーマンスができないであろう人間を、体調がさほど悪いというでもない同等の実力を有する選手を、選出しない理由はどの辺にあるのか?とお訊きしたいですね。なんで記者会見の際に、そういう質問をする方はいないんでしょうか、それが一番不思議です。

また、就任当時に遡るでしょうか、星野は、日本の誇るべき「スモール・ベースボール」云々と標榜していたように思いますが(私自身は、スモール・ベースボール、さほど心躍らない野球を展開するので、あまり好きではないですけども)、選出された選手は、そのスモール・ベースボールを実践するに適した選手だったでしょうか?

少なくとも、野手の数人は、つなぐバッティングというより、よく言えば豪快、悪く言えば大味なバッティングをする印象を受ける選手で、つなぎの野球とは遠いものだったように思いますし(大きいのが打てる選手が不要というのではなく、長打を期待できる選手が必要なのは言うまでもないですが、ケースに見合ったバッティングもできなくては、と申し上げたいのです)、守備についても、エラーをしてリズムを崩すような守備をする選手が選出されていたように思いましたが?

足のある選手にしても、塁に出ても、相手投手にプレッシャーをかけるでもなし、どの辺がスモールベースボールなんでしょうか? ベイスターズ並み(※)に脚、ないじゃねぇかと思いましたね。


※ちなみに、ベイスターズの脚のなさは、ファンの私でも腹が立ちます。「お前ら、塁に出ても、別段何をするでもなく、安穏としてるけど、そんなに長打あるのか?」と、訊きたくなります。盗塁に限らず、もっと広義の走塁も含めて、「次の塁を狙う」という意思や意図が本当に感じられません。もっと考えて、弱者の戦術をしっかり実践しろよ、ただでさえ弱いんだから、お前ら、と思います。

打率がそこそこあっても得点が少ない理由、選手個人も、チームも、全く考えないんでしょうかね。得点が低いのは、偶然じゃなくて、必然です。チームとして点を取りに行くバッティング、ろくにしませんから。打「線」って言葉、少しでも考えて欲しいものです。

さらに蛇足ながら、投手陣は大半が論外です。投手担当のスカウトは、全員なんらかの責任を取るべきではないでしょうか。本当に、ここ何年も、ハズレ引きまくりです。


閑話休題。星野ジャパンに対して、何が言いたいのかと申しますと、まずひとつには、選出はアレでよかったの?と申し上げたい訳です。

また、上原は、「韓国は(国内の公式戦でも)ボールを(国際試合球に)変えるというふうに国全体で動いた。日本は遅れている」と述べていましたが、これ的確に感じますね。「準備全般、十分にしました?」と伺いたいです。
国際試合を意識するなら、ボールの規格についても、もういい加減検討すべきでしょうし(ボールが…、ていう言い訳、もうやめて欲しいんですよね)、チームの連帯感を高めるなんてぇ、抽象的な話ではなしに、打順であるとか、ポジションであるとか、ピッチャーであればその起用法とか、チーム内の自身の役割を、概ね把握できる程度の準備期間は欲しいのではないか、と思います。
その程度の把握すら、できていたか疑問な印象でした。

また、国内のリーグが協力的であったかというと、決してそうではなく、五輪期間中も中断なく試合が行われていましたし、組織としての意思統一もされていないし、そういった準備も不十分だったのではないかと思いますが、いかがものでしょう? 本当に野球の組織全体として、勝ちに行っていたのか、と疑問がありますね。

あとは…、実際の試合を少し見ていた思ったのは、ちょいと抽象的な話になってしまいますけれども、他の方も感じたのではないかと思う事があります。
本当に、打てないからって言うのではないですよ? そうではないんですが、なんとなく、面白くないというのか、覇気・やる気が感じられなかったんですよね。それだけ萎縮していたってぇことなんでしょうか?
その辺り、萎縮していたということだったら「金しか要らない」と明言して、要らんプレッシャーを与え続けていたことも、多少なりとも影響を与えたでしょうから、監督は自身の言動を、恥じるべきではないでしょうか。

で、私なんぞは思うのですが、先のWBCの優勝を見るに、あれ、楽勝でしたか? 私には、辛勝にしか見えませんでしたが。
「日本のスモールベースボールの勝利」などと、マスコミは書いていていましたが、私には、日本の野球が優れていて勝った、という印象は受けませんでしたけど…。
「どのチームも、かなり実力が伯仲する中で、運良く勝てた」位の印象でした。
「金しか要らない」なんて、要らんプレッシャーかけられるほど、実力抜きん出てないでしょ。


采配については、その時々で成功・失敗がありますし、上手くない采配でも、偶然に上手くいくこともあって(金メダルを獲った女子ソフトボールの采配でも、案外失敗していたようなところがありましたし…)、結果オーライなところもあるでしょうから、事細かに書いても詮無いところがありますから、少しだけ。

失敗しても、首尾一貫していれば、良かったと思うんですね、私。
ですから、「俺は、選ばれた選手を信頼している」という方針であれば、それを貫徹していれば、「もうちょっと柔軟に対応してくれれば、違う結果だったのでは?」という感想程度しか持たなかったと思うんです。
が、ダルビッシュをエースだなんだと持ち上げておいて、準決勝で先発させなかったというのは…。また、宮本を一戦のみで、あとは先発させなかったのは…。一方で、GG佐藤や岩瀬は…。
どうしたかったのか、采配の明確な方針が、全く見えなかったんですよね…。


蛇足ながら、五輪後、川﨑宗則が骨折していた云々という記事がありました。彼自身は、つなぎの野球をする選手で、出場した試合は、安打も打ち、活躍したのに、星野が無理させたから…、という考えの方が結構いらっしゃるようです。

ですが、それってぇのは、違うんじゃないかなぁ、と。本人、下がれというのを遮って、無理して出ていた訳だし、また、出塁して活躍したって言っても、明らかに走れなかったのは事実で、次の塁をとれない、もしくは、とることがあまり期待できない走者では、数字には表れなくても、彼の役割からして、その役割を十分に果たしたとはいえないんじゃないかなぁ、と、厳しいことを言うようですが、私なんぞは思ったりします(無論、もっと役割を果たしていない方、多かったですけども)。

足引き摺っている人に、走りでかき回すなんてこと、期待できる訳ないんだから、私の中では、彼は十分に仕事をしたと思ってません(登録人数が厳しいところで、以降、試合に出れなかったような状態にも拘らず、頭数になっていたんですから、なおさらです)。
で、しかも、ペナントに復帰できないのは、本人が要らない無理をしたからでしょう。これを、星野のせいと言っちゃあ、星野に酷な話ではないでしょうか。預かっているんだから、本人がいやだといっても、強引に下げるべきだった、ということなんでしょうか。心意気を感じて出した、というのが、イメージされる星野像(本人が、本心ではどう思っているかは分かりませんけれども)でしょうから、本人のやる気を無視してまで下げられないよなぁ、というのもあります。

 


ということで今回は、なんか大会後に監督が示した見解等、妙に見当外れで非常に腹立たしかったので、その鬱憤を晴らすためにとりとめもなく書いた次第でございます、という話。


タグ:野球 五輪 星野
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野球を科学する、とは? [野球]

どうでもいい愚痴をひとつ。
So-net BlogのRSS更新通知がおかしいです。全部が全部ではないんですが、きちんと更新の通知が来ないんですけど…。不具合の連絡もないし、私のとこだけなんかなぁ。しかし、えらい迷惑な話ですね。最近、更新がないなぁ、と思ってちと見てみたら、大量に書かれていて、こちらが不義理をしたみたいな、そんな気分です。

そういった愚痴はさておきまして、今回は、先日は、プロ野球はパリーグが開幕しましたし、今日は春のセンバツ高校野球も始まりました。そんなことにちなみまして、久々に野球の話なんぞをしてみようかと思います。


高校野球と、プロ野球共に少なからず関連する選手といいますと、とりあえずキャンプ情報ではやたら名前を目にする機会が多かった中田翔でしょうか。

いつだったかのオープン戦では、横浜から読売に移籍したクルーンに軽くひねられてましたね。得意とする直球に手も足も出ず…のようで。さすがに、強気のコメントはなかったですね。
思うに、今のところ、今年からバリバリに活躍できるとは全く思えませんけれども、どうなんでしょう。とりあえず、二軍スタートのようで、球団の態度としても、客集められれば、後は成長しようとしまいと、知ったこっちゃねぇや、という客寄せ目的で獲得してみた、という態度ではないようなので、まあ、悪くはない、としておきましょうか。

しかし、中田を見ていると感じるのですが、オリックスに入ったものの鳴かず飛ばずのまま引退した、平安の川口のような印象とかぶるんですが、それってぇのは私だけなんでしょうか。

川口と中田で、印象がかぶるのは、ビッグマウスだのと何だのといわれた、その言動からでしょうか。
ただ、中田だって、インタビューされれば、そこはプロ(しかも新人)ですから、サービスというのもあるでしょうし、変に弱気だったり、妙に謙遜してのコメントなんざ、できないでしょうし、変にかしこまったコメントというのも、「若いのに元気ないなぁ…」と思われるのも、得にはならないでしょうから、ある程度虚勢を張るのは当然な訳で。
「まだ、プロとしての実力不足なんざ、本人だって、よく分かってるだろうに。下手に聞いてやるなよ、可哀想に…」と私なんぞは思います。

ただ、ファンの方には悪いですが、今のところ、あんなん、「扇風機」にしかならねぇでしょ。振るまでにも至らないから扇風機にもならない恐れすら…。
高校時代に見た限りでは、何というのか、いろいろと弱点が多いような印象があって、脆いんじゃないかなぁ、という気がして、しょうがないんですよね(じゃあ、お前やってみろといわれても、上手いことできる訳ではないですけれども)。


ところで、結構前になるでしょうか、オープン戦における、彼と楽天田中将との対戦で、中田は「(四球を選んだ)自分の勝ち」である旨、発言したとか、しないとか。

でもって、これを「四球? 打ってもいないのに勝ちだって? はっはっは。何を馬鹿な」といった感じで、批判する方もいたようです。
ですが、この批判というのは、中田の実力云々は抜きにして考えると、的外れのような気がしないでもないです。
というより、私は的外れだと申し上げたかったりします。

四球であろうと出塁したのですから、中田のこの言い分は正しいように、私は思うからです。

別に、これ、私が中田を擁護したくて言っているのではなく(私自身は、前述の通り、現時点では、中田を大した選手に思えません。日ハムは好きですが、「なんで中田? しかも、田中幸雄―私は、田中幸雄のファンでした―の背番号を譲り受けた? 大丈夫かよ…」と思いましたし)、ここ数年で、言われることの多くなった「新しい基準」にのっとって考えれば、中田の言い分が正しいからです。

最近の新しい基準というのは、先日、NHKで日米を比較する番組内で紹介されていた、レッドソックスの野球選手の価値の判断基準になりますけれども、出塁率、長打率、盗塁等を使って、ある数式に当てはめ、その数値の高さで選手を判断する、というものです。

出塁率、長打率、盗塁…。これらの要素というのは何か?と考えますと、つまるところ、野球というのは「点が入ってナンボ」のゲームですから、「その選手がいかに得点に絡む可能性が高いか」、というものを、客観的な数値にしようとしているものだといえます。
アウトにならず、出塁すれば、得点の可能性がありますゆえに、出塁率が関わってきます。また、一塁にいるより、二塁、三塁に進んでいた方が得点する可能性は高くなります。ゆえに、より先の塁に進める能力として、長打率、盗塁が関わってくると、そういうことです。

で、言わずもがなの話になりますけれども、四球は、出塁率に関わりますので、よく四球を選ぶ選手はそれだけ出塁率が高く、いい選手という判断が下されます。ゆえに、中田の言には根拠がある、という結論になります。

ちなみに、基本的に、打率より、出塁率というのは、若干数値が良いくらいなのですけれども、たまに、この数値がかけ離れている選手も見かけられますね。
東京ヤクルトガイエルの去年の成績は、打率はさほどでもないのに(なもので、あまり高評価されていませんでしたが)、それに比べて出塁率が異様に良かったように記憶しております(今年、読売に移籍したラミレスよりもいいくらいの出塁率のような気が)。…死球が多かったからでしょうかね。


さらに蛇足ながら。気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、犠打というものはこの基準には含まれてきません。少なくとも現在分かっている範囲では、犠打による得点効率のアップは、特にない、ということになります。進塁させた代わりにアウトカウントを1つ差し出すのは、プラマイゼロなんでしょうかね。アウトカウントをやらなければ2点取れるところ、1点にしかならないから、というのもあるかもしれません。
ただ、私自身は、犠打というのは、あまり好きではなく、必要最低限、でいいのではないかと思っていますので、このデータはちょっと嬉しかったりします。

犠打について少し。さきのセンバツの優勝校、常葉菊川の犠打の少なさは、単にイケイケということではなく、犠打の有効性に疑問を持ったからかもしれず、そうだとすると、なかなか革新的といいますか、思い切ったことをするなぁ、と思いますね。
他の学校よろしく、横並びにバントして失敗なら、失敗は失敗でも「まあ、仕方ないか」で済んでしまうところがあります。それが、強攻策の失敗となると、批判されますから。
…ですが、考えてみるに、それってぇのはおかしいですよね。

バントの失敗も、同じように責められるのであればともかく、強攻策の失敗も、バント失敗と同じように、策が失敗に終わった、というだけなんですから。
どう考えてもほぼ100%失敗する、くらいの確率であるというのなら、強攻したらいかんでしょうけれども、バントしても得点の効率としては変わらないのであれば、強攻というのも、策のひとつとして考えるべきではないかと。
バントの構えをして、バントもあるように見せて、前進守備にさせたうえで、その後強攻、などは、守備の間が抜きやすくなるでしょうし…。

バントなどは、私なんぞは特にそう感じるのですが、「常識的」であっても、それが正しいという保証はないように思ったりしますが、いかがでしょう。
…あと、よく目にする左打者に対するワンポイントの左投手とか。あんなん、右投手出して打たれたときの言い訳にしか思えません。変な常識に凝り固まってはいかん、と思うのですよ。


新しい判断基準に話を戻しますと、投手の価値の判断基準というものもありまして、こちらは、防御率ではなく、主に、四球の少なさ、奪三振の多さ、それと、これは触れられていなかったかな、被長打率の低さ(あ、でもこれは、アスレチックスの判断基準かもしれません)にあるそうです。
何故、四球と奪三振なのかと考えるに、おそらく、投手個人の責任の下、どれだけ(得点に絡む可能性のある)走者を出していないのか、という判断の指針となるからではないかと思います(当然ながら、得点に絡む可能性の低い方が、『いい投手』という判断になります)。

この基準からすると、レッドソックスの岡島は、実はかなりいい数値でして、レッドソックスが岡島を獲得したのには、それなりの根拠があった、ということになります。無論、去年のような働きまでは予想していなかったでしょうけれども、ある程度の活躍は、予期していたところもある、ということでしょう。

ちなみに、岡島が活躍した際に、日本の某野球解説者(誰とは申しません)が、「あんな、日本でもそこそこしか活躍していない選手が、活躍するなんて、メジャーも大したことない」旨発言していたのを、私は耳にしたことがありますけれども、日本での評価が、過小評価だった、とは思わないんでしょうかね?

ところで、投手の判断基準として、防御率で判断するのでは、何故駄目なのかというと、その投手の所属するチームの守備の良し悪しに影響を受けてしまうため、正確なデータとは言いがたいから、ということのようです。


ちなみに、現時点では、守備力というものは、具体的な数値にすることは、あまり上手く行っていないようです。
関連するものとしては守備率、というものは現在でも、確かに存在するのですけれども…。
守備率というものは、存在するのですが、その内容というのは、選手が守備に関わった回数のうち、失策をしなかった率のことでして、こんな数値で表されます。

守備率=(刺殺+補殺)÷(刺殺+補殺+失策)=(刺殺+補殺)÷守備機会 

すなわち、守備範囲が広くて、積極的にボールを取りに行って、届いてしまった場合エラーがついてしまい、守備率はその分落ちます。逆に、守備範囲が狭く、ボールに届かなかった関係で失策はつかないけど(消極的な守備でもって、ボールに関与しないと、守備機会にカウントされないので、守備率の計算に関わってきません)、実質的にエラーをしているにも関わらず、守備率はいいということになったりします。このように、守備率には、数字には表れない、実質的な問題があります。

また、守備率ではない、守備の客観的数値化については、守備範囲の広い・狭い、イージーなミスによってエラーをしたか否か、守備のポジショニングの良さなども考慮に入れるとした場合、そのポジショニングは、誰の判断で行っているのか等、いろいろな要素が絡んでくるでしょうから、数値化は難しいよなぁ、というのは素人の私にも分かります。
確かに、上手い・下手というのはあるのは分かるんですけど、顕著な場合ならともかく、微妙な差異は分からない、と。今のところ、守備とはそういうものな訳です。

…余談ながら、そんなものですから、WBCの頃だったか、日本のチーム編成の際に、「守備も考慮に入れて…」という話が挙がっていたんですが、「そんな曖昧なものを導入せんでも良いのでは?」と思ったりしましたけども。…まあ、優勝したので、結果オーライですね。


攻撃の方に話を戻しまして、実は、野球中継などでも、去年辺りからでしょうか、解説者も人によっては多少は勉強しているのか、「出塁率が…」というような発言をするようになっていたんですが、この変化、皆様は気づいていらしたでしょうか? 私は、ちょっと自慢入りますが、気付いておりましたよ、ええ。

まあ、私の場合、私の兄から「面白い本があって…」と、紹介されたから、というだけなんですけれども。

ちなみに、その本とは、「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」(マイケル・ルイス/著 中山宥/訳 ランダムハウス講談社いう本になります。
ここ数年は、成績が芳しくないのですが、一時期、球団の年俸総額が下から数えた方が早いのにもかかわらず、毎年のようにプレーオフに進出していた、オークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーンと、それに関連して、新しい判断基準について少し触れた本です。

さらに蛇足ながら、日本でプレーしたことのある選手の名前もちらほらと見受けられたり(横浜に在籍していた、ビル・セルビーとか)、今現在、レッドソックスのGMをしている、テオ・エプスタインの名前も挙がっていたりして、なかなか、興味深いものがあります。

でも、なんというんでしょう、こういう新しい野球の見方について、解説者にしても、TV局にしても、もう少しクローズアップして、取り扱ってもいいように思うんですよ。
揃いもそろって馬鹿ばかりなのか、旧態依然として、野球人気は落ち込んでいて…、とか言う前に、もうちょっと、「野球というのは、エキサイティングなところがありますよ」という紹介をするために、勉強しろと申し上げたい。

また、新しい野球の見方に関連するところでは、楽天野村さんのIDなんかが有名ですけれども、野村さんだけでなく、もっとデータの活用というものがあるような気がしないでもなく。何か新しい判断基準やデータの活用方法の模索というものに、力を入れてみてもいいのではなかろうか、そんなことを思います。
特に、選手の獲得などに金を掛けられない球団などは、「隠しだま」の発掘を、偏見も混じる可能性の高い主観によるのではなく、ある程度客観的なデータ、基準を立ててみると面白いのではないでしょうか。

…どうせね、金のある某球団なんぞは、旧態依然の巣窟のようなところですし、そういった研究に勤勉な訳はなく、「業界の常識」になってから乗り出すくらいでしょうから、それを何年も先んじれば、「金をかければいい、という訳ではないんだ」ということを見ることができて、貧乏人の私なんぞは胸のすく思いがして、嬉しいんですけどねぇ…(広島や、楽天日ハム東京ヤクルト横浜辺りがやってくれて、成果が出るとすると、個人的には非常に嬉しかったりします)。


ということで、今回は、私は、自分のことを「いやいや、全然マニアックじゃないですよ?」と、常々マニアックとの認定を否定しているんですが、人からマニアックだといわれる所以が垣間見える、そんな野球に関する話題を、つらつらととりとめもなく書いてみた、という話。
…いや、でも、この程度の話は、そんなにマニアックじゃない、と個人的には思っておりますよ、ええ。


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プレーオフは不要か? [野球]

中日・落合博満監督(51)が15日、プレーオフ制を痛烈批判したそうな。

「プレーオフ? 大反対です。もし(勝率が)5割に満たない西武が日本シリーズに出ていたらどうなっていたか。この制度自体、認められないよ。それに今年は盛り上がっているの?」
「シーズンの重みが薄れる」
「100試合以上やって数試合で運命が決まるのはおかしい」
「(シーズン)2位で日本一になったって、ちっともうれしくない。オレはそう思う。それにパ・リーグだって現場は望んでいないんだろう」(←もし、セにも同様の制度があれば、日本一になる機会があったのでは、という質問に対しての発言らしい)

このような発言があったということです。

私は個人的に、落合博満という人間がかなり嫌いなので、発言に対し、いちいちいちゃもんを付けたくなるのですが、それ抜きで冷静に見ても、これらの発言には、ちょっと反論したくなります。

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>5割に満たない西武が日本シリーズに出ていたらどうなっていたか。この制度自体、認められないよ。
>100試合以上やって数試合で運命が決まるのはおかしい。
>シーズンの重みが薄れる。

そういう制度ですから、勝率が5割を切っていても、出る可能性はあります。どうもなりません。
嫌ならそんなチームにはがっつり勝って、力の違いを見せ付ければいいんじゃないでしょうか。確かに、納得いかない部分はあるのは分かりますが、マイナス面だけ見て評価するのはおかしくないですか?
野球にしても、メジャーリーグは採用してますし(各地区のトップチームが勝率5割を切る可能性はありますし)、他のスポーツを見ても(バスケ、サッカー、アイスホッケーetc.)、こういった制度を採用しているものは結構見られますが。
採用しているスポーツがそこそこあるということは、「おかしい」よばわりするほどおかしい制度だと、大半の方は思っていないのではないでしょうか。

100試合以上やって、数試合で運命が決まるのはおかしい? では、日本シリーズはどうなのでしょうか。
リーグを圧倒的な力で制覇したにもかかわらず、4タテで他リーグの覇者にあっさり負けたりすると、すごく弱いチームであるかのように評価されますね。そのようにおっしゃるなら、日本シリーズについても、数試合で運命が決まるのはおかしい、この制度自体、認められないよ、とおっしゃってくださいね。

プラス面についても書きましょうか。
上位にいても1位になる可能性がなくなれば、それ以降消化試合となる制度よりも、プレーオフ進出をかけて、最後近くまで、熱心な試合を見せてもらった方が、ファンとしてありがたい部分があると思いますが。
毎年、消化試合を「つまらない」と思っているファンの方は多いと思います。あなたにとっては、ファンなんざ、知ったことではないんでしょうか?

加えて、タイトル争いについてもそうです。競っていると、中軸選手にも拘らず、成績を落とさせないためにも休ませる、といった興醒めなことをやってくれたりしますが、プレーオフを採用した場合、チームによっては、そんなことを言ってる場合ではなくなり、最後近くまでその真剣な争いを楽しめる可能性を残します。

こういったプラス面については、全く評価しないと、そうおっしゃいますか?

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>それに今年は盛り上がっているの?

あなたはロッテに在籍していたことがありますよね。今年のロッテファンを見て、何も思わないんですか?
盛り上がっているロッテファンは、あなたにとって存在しない方々ですか?
他に、スポンサーが付かない旨発言されているようですが、(←要は、それだけ人気がなく、必要性がないのでは、という意でしょう)、そんなこと言ったら、野球というスポーツ自体、かなり下火ではないでしょうか。
地上波のTV中継が、ジャイアンツ戦以外(G戦にしたって、終盤中継カットしてたし。深夜の録画放送って何よ、あれ?)さして中継されていない現実をどう考えているのでしょうか?
あなたの理屈では「野球自体が盛り上がっているの? 要らねぇんじゃない?」と言われてもおかしくありませんが。

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>2位で日本一になったって、ちっともうれしくない。オレはそう思う。それにパ・リーグだって現場は望んでいないんだろう

あなたは2位で優勝してもちっとも嬉しくないかもしれませんが、去年のライオンズの選手は優勝した際に嬉しくなさそうでしたか? やはり、優勝を目指している以上、そのような制度があり、その制度に基づいて、真っ当に優勝したと言えるわけですから、「勝つこと」(=優勝)を目指す通常のアスリートなら嬉しいと思いますが。
ああ、あなたは、現役時代、優勝より「個人タイトル」の方が余程大事だったんですね?

「パ・リーグだって、現場は望んでいないんだろう」という発言は何に基づいての発言でしょうか?
私は外部の者で、内部者の発言を聞く機会がないのですが、そのような話が出ているという噂さえ、寡聞にして存じません。
ただ、確かに、1位通過のチームが2、3位が戦っている間、間隔が開いてしまって、調子を落としているように思われるところがあり、そういった意味で現場は望んでいないかもしれません。
この辺りは、再考すべき点はあるように思いますが、全否定する理屈にはなっていないように思いますが。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

とまあ、見てみると、私の感情的な反論(…結局、冷静な反論ができませんでした。やはり、あの男大嫌いです)にも、幾ばくかの説得力があると思っていただければ幸いです。
少なくとも、落合の批判というのは、批判というより、理屈のない好き嫌いでしかないのでは、と思って戴けるのではないかと思います。

ということで、今回は、やはり落合って、私は大嫌いだなぁ、という話でした。


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